4月3日は仕事に忙殺される1日だった。その前日も忙しくて、そんなときには落ち着いて献立も考えられない。しかもこのところの散財で、あまり食材を買うのも考えもの。そんなこんなで冷凍庫を探ってみると、3月の終わりに買った、小さなマダイが出てくる。これを酢締めにして食べることにした。
マダイは冷凍する前に3枚におろして中骨、腹骨をとり、うすく塩をあてておいたもの。朝のうちに10分ほど柿酢と千鳥酢を半々で合わせたものにくぐらせて、汁気を切って寝かせておいただけ。あとはこれを糸切りにして、ごまと合えて食べる。小さくて使いようのない、手のひら程度のマダイでも、鮮度のいいものを使ってこのようにしてやると存分おいしい。
この少し前、3月の末には冷凍する前のものを使って、茶漬けを作っていた。同じ小鯛を皮ごと糸切りにして、僅かのしょうゆで合えたのち、お茶をかけ回して食べる。優しいタイの出汁がいじらしい。これは瀬戸内の小島の昔ながらの食べ方だという。
マダイは冷凍する前に3枚におろして中骨、腹骨をとり、うすく塩をあてておいたもの。朝のうちに10分ほど柿酢と千鳥酢を半々で合わせたものにくぐらせて、汁気を切って寝かせておいただけ。あとはこれを糸切りにして、ごまと合えて食べる。小さくて使いようのない、手のひら程度のマダイでも、鮮度のいいものを使ってこのようにしてやると存分おいしい。
この少し前、3月の末には冷凍する前のものを使って、茶漬けを作っていた。同じ小鯛を皮ごと糸切りにして、僅かのしょうゆで合えたのち、お茶をかけ回して食べる。優しいタイの出汁がいじらしい。これは瀬戸内の小島の昔ながらの食べ方だという。