4月の某日、嬉野に出かけた。嬉野という地名は全国各地にあるけれど、ここでは佐賀の嬉野のこと。嬉野は有田焼の産地のひとつなのであって、最近は肥前吉田焼と銘打って、少しずつ売り出している。ここはぜいたくな絵付けの器は少なくて、波佐見のようにシンプルなものが多い。ここに行った目的はもちろん皿探し。基本的には少し古い時代の皿をあさって、それから現代的なもの(日本のレストランにあるようなカレーを作るに使った器がそれである)も少しだけ買ってきた。基本的に器は特に気に入ったもの、手馴染みのいいもの、そして、用途がはっきりと思い浮かぶものだけを連れ帰るようにしている。しかし、散財。。。
ところでこの嬉野というところは、湯どころとして知られている。最近は美肌の湯で有名になりつつあるようで、観光客も少なくない。ここにある風情のいい店で湯豆腐を食べてから帰ることにする。
この画像をみて、これが湯豆腐だと分かるひとは少ないのではないか。嬉野の湯はアルカリ泉。ここに木綿豆腐を入れると、ぼろぼろと中身が溶け出してこのようになる。中の豆腐はまるで寄せ豆腐のようでありながら、もとはしっかりした木綿豆腐であったことを匂わせる、不思議な食感になっている。決して、豆乳に寄せ豆腐を投入したわけではない。これを少しずつとって、つゆに浸しながら食べる。おいしい!友人によれば長崎近辺ではこの豆腐と温泉の水と性質の同じ水をセットにした、湯豆腐セットが売られているらしい。湯豆腐以外にもなにか食べたい気分だったので、ミニ牛丼も食べてみた。長崎に近い佐賀という立地らしい、とっても甘い、しかし味わいのやさしい牛丼だった。
ところでこの嬉野というところは、湯どころとして知られている。最近は美肌の湯で有名になりつつあるようで、観光客も少なくない。ここにある風情のいい店で湯豆腐を食べてから帰ることにする。
この画像をみて、これが湯豆腐だと分かるひとは少ないのではないか。嬉野の湯はアルカリ泉。ここに木綿豆腐を入れると、ぼろぼろと中身が溶け出してこのようになる。中の豆腐はまるで寄せ豆腐のようでありながら、もとはしっかりした木綿豆腐であったことを匂わせる、不思議な食感になっている。決して、豆乳に寄せ豆腐を投入したわけではない。これを少しずつとって、つゆに浸しながら食べる。おいしい!友人によれば長崎近辺ではこの豆腐と温泉の水と性質の同じ水をセットにした、湯豆腐セットが売られているらしい。湯豆腐以外にもなにか食べたい気分だったので、ミニ牛丼も食べてみた。長崎に近い佐賀という立地らしい、とっても甘い、しかし味わいのやさしい牛丼だった。