しばらく更新が滞ってしまった。というのも、からだの調子が悪くなってしまったからで、熱を出して丸1日寝て、さらにそのあとも数日の不良がつづいた。いつも無理をして生きているので、気がゆるむとこうして体調をくずしてしまう。しかも、季節は決まって秋である。
さてそんな病の日々も終わり、ゆるゆるとリハビリ的な料理をはじめる。冷凍庫にアカアマダイの頭がふたつある。たいへん質のいいものを卸しているところにちょうど出合って、余っていた頭だけを分けていただいてきたものだ。わずかに塩を振って丸一日置いてから、冷凍しておいたもの。元々は吸い物にでもするつもりだったものを、炊き込みごはんに使うことにした。
頭は自然解凍させたらふたつに割り、しっかり火が通るまで焼く。特に皮のほうは焦げ目がつくくらいまで焼いた方がいい。米三合をといで、水気をよく切る。そこへ水へ浸しておいた干し椎茸と昆布の戻し汁を入れ、うすくち醤油を小さじに1杯、酒を大さじ1杯加えて、さらに水を加えて分量が2.8合くらいになるようにする。このうえに昆布、干し椎茸、アマダイの頭を並べて、ふたをする。
すぐに食べるならこのまま、あるいはがまんできるのなら30分くらい置いてから炊飯したらいい。この日はもう夜も遅かったので、翌朝のために炊飯予約をして寝た。
炊けたら上に乗っている頭、昆布、干し椎茸を取り除いて、刻んだゆずの皮と小ねぎとを加えてさっくりと混ぜる。そこの方にはいい塩梅でおこげができているはずだ。
この炊き込みごはんには塩気どころか、ほとんど味付けをしていない。卵を乗っけて、与那国の海塩をさっと振って食べる。炊き込みごはんに甘辛くないといけない道理はない。なにかものと一緒に炊けばそれでいい。味付けのしっかりした鶏五目や松茸ごはんもいいけれど、たまにはこんなあっさりしたのもあっていいと思う。福岡は比較的アマダイの流通量が多い。まちの魚屋でアマダイを捌いていたら、そのアラを安く分けてもらうといいだろう。もちろん、身ごと買えるに越したことはない。
さてそんな病の日々も終わり、ゆるゆるとリハビリ的な料理をはじめる。冷凍庫にアカアマダイの頭がふたつある。たいへん質のいいものを卸しているところにちょうど出合って、余っていた頭だけを分けていただいてきたものだ。わずかに塩を振って丸一日置いてから、冷凍しておいたもの。元々は吸い物にでもするつもりだったものを、炊き込みごはんに使うことにした。
頭は自然解凍させたらふたつに割り、しっかり火が通るまで焼く。特に皮のほうは焦げ目がつくくらいまで焼いた方がいい。米三合をといで、水気をよく切る。そこへ水へ浸しておいた干し椎茸と昆布の戻し汁を入れ、うすくち醤油を小さじに1杯、酒を大さじ1杯加えて、さらに水を加えて分量が2.8合くらいになるようにする。このうえに昆布、干し椎茸、アマダイの頭を並べて、ふたをする。
すぐに食べるならこのまま、あるいはがまんできるのなら30分くらい置いてから炊飯したらいい。この日はもう夜も遅かったので、翌朝のために炊飯予約をして寝た。
炊けたら上に乗っている頭、昆布、干し椎茸を取り除いて、刻んだゆずの皮と小ねぎとを加えてさっくりと混ぜる。そこの方にはいい塩梅でおこげができているはずだ。
この炊き込みごはんには塩気どころか、ほとんど味付けをしていない。卵を乗っけて、与那国の海塩をさっと振って食べる。炊き込みごはんに甘辛くないといけない道理はない。なにかものと一緒に炊けばそれでいい。味付けのしっかりした鶏五目や松茸ごはんもいいけれど、たまにはこんなあっさりしたのもあっていいと思う。福岡は比較的アマダイの流通量が多い。まちの魚屋でアマダイを捌いていたら、そのアラを安く分けてもらうといいだろう。もちろん、身ごと買えるに越したことはない。