我が家の冷蔵庫に1匹のフエフキダイがあった。考えに考えあぐねた末に、これは沖縄の居酒屋風煮付けになった。
どこがどう居酒屋風かというと、単なる姿煮ではなくて、頭をつけたまま三枚におろして、身は小さな切り身にしてから使っている。こういうところにあそびを持たせたい。
沖縄の煮付けは調味料が肝腎だ。フエフキダイはさっと湯通ししてざるに取る。鍋に水1カップ、醤油50ccくらい、黒ざーたー(黒糖)を大さじに2杯、それと泡盛を1カップ加えて煮汁を作る。湯通ししたフエフキダイを入れて、しょうがの薄切りとともに落とし蓋をして10分ほど強火で煮たら、厚揚げ、ねぎを加えさらに5分ほど煮る。身が切ってあるので味はすぐに絡む。
こういう煮付けに合うのはフエフキダイ科の魚。でもクチナジ(細長いフエフキダイ科魚類のこと)では肉がパサつくのと皮ににおいがあるのがうまくなくて、やはりメイチダイ類、フエフキダイ、ハマフエフキがいい。あとはアオダイの仲間。キンメダイやキチジもいい。暑い時期には得てしてこういう味付けがほしくなる。
どこがどう居酒屋風かというと、単なる姿煮ではなくて、頭をつけたまま三枚におろして、身は小さな切り身にしてから使っている。こういうところにあそびを持たせたい。
沖縄の煮付けは調味料が肝腎だ。フエフキダイはさっと湯通ししてざるに取る。鍋に水1カップ、醤油50ccくらい、黒ざーたー(黒糖)を大さじに2杯、それと泡盛を1カップ加えて煮汁を作る。湯通ししたフエフキダイを入れて、しょうがの薄切りとともに落とし蓋をして10分ほど強火で煮たら、厚揚げ、ねぎを加えさらに5分ほど煮る。身が切ってあるので味はすぐに絡む。
こういう煮付けに合うのはフエフキダイ科の魚。でもクチナジ(細長いフエフキダイ科魚類のこと)では肉がパサつくのと皮ににおいがあるのがうまくなくて、やはりメイチダイ類、フエフキダイ、ハマフエフキがいい。あとはアオダイの仲間。キンメダイやキチジもいい。暑い時期には得てしてこういう味付けがほしくなる。